アニメ『ぐらんぶる』2期がついに完結。
相変わらずのハチャメチャな青春模様の中で、キャラクターたちの個性はさらに際立ち、物語はより“濃く”、より“深く”なりました。
そして・・・
間違いなく視聴者の心を掴み続けた存在が、古手川千紗です。
クールで無愛想。
でも、ふとした瞬間に見せる表情や仕草が、とにかく可愛い。
2期ではその「千紗の可愛さ」が、シーンを重ねるごとに加速していきました。
なぜ彼女は、ここまで惹きつけられるのか。
ツンデレという言葉だけでは片づけられない、その魅力の正体とは…
今回は、アニメの印象的なシーンを振り返りながら、
『古手川千紗が“可愛い理由”』をじっくり紐解いていきます。
それでは、
Here we go。
どんなにブチ切れていても、周りの空気を壊さない
肩を触られただけで、着ていた服を捨てようとするほど…
10年ぶりの伊織との再会は、千紗にとって最悪のスタートでした。
デリカシーゼロで、失礼極まりない伊織の言動に、
毎回ドン引きし、時には本気でブチ切れている千紗。
それでも彼女が一線を越えないのは、周囲への配慮を決して忘れないからだ。
第4話「男コン」/season1
伊豆春祭のミスコン。
まったく乗り気ではなかったにもかかわらず参加させられ、
挙げ句の果てに人前でスカートをめくられるという最悪の醜態。
当然、千紗は激怒。
金属バットを手に伊織を探し回るほど、怒りは限界に達していた。
しかし、その日の飲み会でついに鉢合わせしても――
彼女は怒鳴らない。暴れない。
ただ一言、
「…貸しにしとく」
場の空気を壊さず、感情だけをきちんと伝える。
この“大人の対応”が、千紗らしいです。
……が、空気を読まない男・伊織は追い打ちをかける。
「もうちょい色気のある下着、買ってやるからな」
普通なら即アウト。
しかし千紗は、ここでも怒鳴らず、無言で焼酎4リットルをスッと差し出す。
行動はエグい。でも、場は壊さない。
怒りは、ちゃんと伝わる。
この絶妙なバランス感覚こそが、
古手川千紗の“可愛さ”の一つだと思います。
下心なく、何かと助けてあげる度量
伊織にどれだけ失礼なことをされても、
どれだけ怒らされても・・・
本当に困っている時、真剣に助けを求められた時には、必ず手を差し伸べる。
それが、古手川千紗という人間です。
自分が不快な思いをしているかどうかよりも、
「今、相手が困っているか」をちゃんと見ている。
この相手に寄り添う度量の大きさが、とにかくハンパじゃない。
第1話「妹」/Season2
ななかと梓の“お宝写真”争奪戦。
その流れで伊織は写真を奪うため、千紗の風呂場に侵入し、部屋に侵入し、
普通にアウトなセクハラ行為を連発しますw
当然、千紗は怒っている。
いや、怒らない方がおかしい。
……が、ここで事件が起きる。
風呂場でシャンプーを切らした伊織が、苦渋の選択で風呂掃除用スプレーで髪を洗い、結果…泣きながら「シャンプー貸してくれ」と千紗に頼み込みます。
この状況で、優しくシャンプーを貸してあげる。
普通なら無視して突き放しても、誰も責めない。
それでも千紗は、「困っている人」を放っておけない。
この、怒っているのに優しい
嫌がっているなのに助ける
そのギャップこそが、千紗の“いい子感”をより強く感じさせる瞬間です!
理屈じゃない優しさ。
下心のない行動。
だからこそ、
古手川千紗は、こんなにも惹きつけられます。
ギャグセンも高い!
サバサバした性格で動物園のようなピーカブー(ダイビングサークル)に身を置いているが故に、人を蔑んだ言い回しのギャグセンがかなり高めw
ひどい言い回しなんだけれど、どこか憎めない可愛さがあって・・・
第9話「王様ゲーム」/season1
ななかと梓が「ダイコン(ダイブコンピューター)が欲しいけど、予算が……」と話しているところに、
話を聞いていた伊織が、まさかの勘違い。
「俺が、(大根)買ってきますよ!」
完全にズレているww
それ聞いた千紗は一瞬固まり――
次の瞬間、頬を赤らめながら放った一言がこれ。
「……15分だけ。
15分だけ、人間扱いしてあげてもいいです♡」
言ってることは最低。
フォローのしようがない。笑
でも、なぜか腹が立たない。むしろ、可愛い…
照れを隠すための毒舌なのか、本気でバカにしているのか、
その境界線が絶妙すぎる。
この「ちゃんと笑いになるライン」を外さないセンス。
強すぎない毒。愛のある一言。
真顔で言われたらドン引きなのに、
千紗が言うと“おもしろ可愛い”に変わってしまう不思議。
こういう何気ない瞬間で、気づいたらキュンとさせられている…
古手川千紗、
やっぱり強い。笑
楽しませる、粋な心
ダイビングのインストラクターを目指している千紗。
その姿勢から一貫して感じるのは、自分の感情よりも“相手の体験”を大切にする心だ。
自分が不快な思いをしているかどうかは関係ない。
目の前の人に「楽しかった」と思ってもらえるかどうか。
そのために全力を尽くせるところが、尊敬できて、そして可愛い。
第6話「初バディ」/Season1
ミスコン騒動以降、どこかギクシャクしていた伊織と千紗。
そんな二人を見かねたななかの配慮で、ダイビングのペアを組むことになる。
潜る直前までの千紗は、相変わらずそっけない。
言葉も少なく、距離もある。
……しかし、海に入った瞬間、表情が変わる。
水が苦手な伊織のことを誰よりも理解し、
不安を取り除くように、真剣に、丁寧にサポートする千紗。
そこに私情はない。ただ、「楽しませたい」という想いだけがある。
ダイビングを終えた後、
千紗は伊織にこう尋ねる。
「……楽しかった?」
「もちろん」
その一言を聞いた瞬間に浮かべた、
あの優しくて、どこか嬉しそうな表情。
感情をあまり表に出さない千紗だからこそ、
その小さな笑顔が、何よりも胸に刺さる。
人を楽しませるために本気になれる。
その“粋な心”が、古手川千紗をただのヒロインでは終わらせない理由なんです。
第7話「大人の林間学校」/Season2
肝試しで使われた“使用済みこんにゃく”に足を滑らせ、
転倒した拍子に伊織のおでこに、まさかのキス♡
事故とはいえパニックになった千紗は、「消毒」と称してスピリタスでうがいをするという暴挙に出る。
飲んではいないとはいえ、アルコール度数96%。
当然のようにベロベロになり、伊織におぶられて部屋へ戻ることに・・・
ここからが、この回の本題だ。
酔って理性がほどけた千紗は、
道中で伊織にアルバイトを勧める。
理由はシンプルで、そして優しすぎる。
沖縄でのダイビング。
一人だけ資格が取れず、待ちぼうけになっていた伊織。
その時の、どこか寂しそうな表情を千紗はちゃんと覚えていた。
「みんなで潜る時、伊織はバカだから…
きっとお金がなくて、行けなくて、
そしたら前みたいに、寂しい思いを…」
酔いながら、飾らず、取り繕わずに語られる本心。
それは説教でも同情でもなく、
“二度と寂しい思いをさせたくない”という、まっすぐな思いやりだった。
なんて優しいの?
正直、これで好きにならない人いますか!?
酔っているからこそ出てきた本音。
計算も見栄もない、千紗の核心。
普段は不器用で、感情表現も少ない彼女だからこそ、
この一言が、破壊力抜群で胸に刺さる。
思いやりに満ちた本心を、こんな形で見せてくる古手川千紗。
もう満点どころじゃない…
第11話「無人島に行こう!」/season2
まさかの無人島旅行。
そこには、ティンベルの会長一行まで偶然参加していた。
場の空気を掻き回すかのように、会長一行から持ちかけられるロシアンゲーム。千紗はいつも通り、きっぱりと断る。
……が、
「接客業なのに?」「ショップの店員失格じゃない?」
そんな煽り文句に、静かに火がつく。
結局、その場では会長一行と別れることになり、ロシアンゲーム自体は回避。
…のはずだった。
しかし改めて、ピーカブーの中で
「面白そうでしたし、やってみましょうか」という流れになる。
もちろん周囲は分かっている。
千紗がこういうノリやゲームを苦手としていることも、無理にやらせるつもりがないことも。
それでも・・・
先ほど煽られた言葉が、まだ胸に残っていた。
同じインストラクターを目指し、ショップ店員でもある姉・ななかはノリノリ。その姿を見て、千紗は意地を張る。
「私も…、やる」
苦手なノリ。苦手なゲーム。
それでも、みんなを楽しませるために腹を括る千紗。
こういう場面で、
一番真面目な人が損をするのはお約束で――
案の定、結果はお察し。
それでも逃げずに挑んだ姿は、
ただただ、かっこよくて、愛おしい。
そして罰ゲームをやる千紗が、また可愛い_:(´ཀ`」 ∠):笑
得意じゃなくても、好きじゃなくても、
“場を盛り上げたい”という気持ちで踏み出す。
そんな古手川千紗に、今日は素直に言いたい。
乾杯!!!
目!!
ゴミを見るような曇った目を伊織たちに向ける千紗――
それも確かに印象的だが、今回語りたいのはそこじゃない。
普段の千紗の目。
上瞼を少しだけ下げた、どこか大人びた視線。
あの目が、とにかく色っぽい。
感情をむやみに表に出さない冷静さ。
常に“ツン”が滲んでいる余裕。
それらがすべて、目に集約されているように感じます。
だからこそ、この目を、パッと見開くくらい喜ばせたい。
驚かせたい。感情を揺らしたい。
そんな気持ちにさせてくる!!!
怒り、呆れ、照れ、優しさ、楽しさ。
千紗は特に感情が目に出るキャラクターだ。
セリフ以上に、表情以上に、
「今、何を感じているか」が目で伝わってくる。
気づけば、その表現豊かな視線に吸い込まれている。
静かなのに、雄弁。抑えているのに、強烈。
正直に言おう。
彼女の魅力は、
おっぱいでもなく、
お尻でもなく――
私は「目」だと思う。
古手川千紗というキャラクターは、
その視線ひとつで、もう物語を語っている。
まとめ|それでも、千紗が可愛い理由
古手川千紗の可愛さは、
一言で言えば「人間としての強さと優しさが、自然に滲み出ているところ」にある。
どれだけ怒っていても、場の空気を壊さない。
どれだけ失礼なことをされても、本当に困っている相手は見捨てない。
苦手なノリやゲームにも、みんなを楽しませるために覚悟を決めて飛び込む。
彼女は決して、
自分が“いい人に見られたい”からそうしているわけじゃない。
ただ当たり前のように、
「相手がどう感じるか」を先に考えて行動しているだけだ。
そして何より印象的なのは、
その優しさや思いやりを、声高に主張しないところ。
照れ隠しの毒舌。ぶっきらぼうな態度。
大人びた、少し伏せたような視線。
感情を抑えているからこそ、
ふとした瞬間に見せる笑顔や本音が、強烈に刺さる。
酔った勢いでこぼれた「寂しい思いをしてほしくない」という本心。
ダイビング後に見せた、あの嬉しそうな表情。
勘違いに対して放たれる、最低なのに笑ってしまう一言。
全部が計算じゃない。
全部が、千紗という人間そのものだ。
だから思う。
彼女の魅力は、派手さでも、分かりやすい色気でもない。
人を思いやる強さ。
感情を内に秘める不器用さ。
そして、それが一番表れている「目」。
古手川千紗は、可愛いから好きになるんじゃない。
知れば知るほど、好きになってしまうタイプのヒロインだ。
気づいた時にはもう、その視線も、言葉も、優しさも
全部が愛おしくなっている。
これこそが、
古手川千紗の可愛さの正体だ。


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